すみっこピアノ日記

趣味のピアノと音楽の話を中心に、日常の記録をのんびり綴る日記です

ツェルニー30番

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少し前、LINEで友人に「ツェルニー買おうか考え中~」と言ったところ、「もう使わないからあげるよ!」と言ってくれ、先週渡してくれました。やさしい(*‘∀‘)

私は3歳から高3までカワイでレッスンを毎週受けていましたが、最初に母親が「好きな曲を楽しく弾かせてくれたらいいです(*^^*)」と先生に対し超ゆるい教育方針を示したため、また私自身も練習をしっかり頑張る生徒ではなかったため、ツェルニー・ハノン・ブルグミュラーなどの教本に一切触れることなく、その重要性すら知らないままレッスンを受け続けてきました。しかし曲のレベルが上がってくると「普通に弾けない」と思うことが多くなり、高校の時に先生に相談して「基礎からやり直すべき」という話になったため、ハノンを12番までやって卒業しました。その後はレッスンを受けておらず、また好きな曲(かつなんとか弾けるレベルの曲)だけを弾き続ける生活に戻り今に至るので、今まで私にはツェルニーをやる機会がなかったのです。

ですが噂によると、ツェルニーってピアノの基礎力を作るのに相当大事らしいですね(^▽^;)やっぱり今からでもきちんと履修しておこうと思います!

 

ツェルニー30番(Op. 849) 第1番ハ長調

右手…三連符のレガートの練習

左手…全音符を適切な力できちんと押さえて弾く練習

ハ長調の和音を右手でスムーズに弾く練習ということで、右手はひたすら三連符です。リズムが崩れないようにするには、音の配置やリズムを変えたり、スタッカートで弾いたりして、十分予備練習をすることが重要のようです。

また、ツェルニーを練習して効果を出すために必要なのが「十分速く弾く」ということらしいのですが、第一番の速度表示は二分音符=100…え、速!!11小節目(4段目)のソを押さえながらのレミファミレとかめっちゃ難しいですけど(*o*;

友人は「30番いらないんじゃない?」と40番からのスタートを提案してくれたため、30番はさらっと修了して早く40番に行きたいな~と思っていたのですが、普通に真面目に取り組む必要がありそうです…

ちなみにツェルニーがどのくらいのレベルなのか調べたところ、30番は子犬のワルツや悲愴第三楽章など、40番は月光第三楽章や幻想即興曲などに相当するようです。30番→40番で確かに少し難しくなってますが、思ったより成長速度ってゆっくりなんですね。やっぱりピアノには地道な練習が必要なんだな~と感じます…

普段一曲仕上げるのに時間がかなり掛かることが悩みなので、ツェルニーをしっかりと頑張って練習速度や完成度が上がるといいな~と思っています(*^^*)ゆくゆくはもうちょっと難しい曲も弾けるようになりたいな。